HOME > 信用保証制度とは:信用保証協会の基盤
信用保証制度とは?
信用保証協会の役割
信用保証協会の基盤
信用補完制度のしくみ

信用保証協会の基盤

 信用保証協会は、信用保証という経済的事業を営むものでありますから自らの信用の維持と、事業遂行のための資産が必要なことはいうまでもありません。すなわち、その信用の根源は、財産的基礎が強固であることであり、これによって、はじめて公益の目的に沿いうるものとなります。このため、信用保証協会は基本財産の造成に力を入れています。

基本財産

 基本財産は、一般企業の資本金勘定に相当するものですが、概ね次のような 性格を有しています。

  1. 保証債務引き受けの基本的な原資であること。
    信用保証協会が引き受けることができる保証債務の総額は、この基本財産の倍率で定められています。
  2. 支払準備資産であること。
    代位弁済実行のための支払準備資産です。
  3. 最終担保であること。
    日常の業務遂行の結果生じる損失の最終担保です。
  4. 収入源であること。
    信用保証協会の有力な収入(運用益)源です。
    なお、基本財産は、基金(県、市町村からの出損金、金融機関等からの負担金)と基金準備金(収支差額累積)により、構成されています。
    また、信用保証協会は、中小企業の金融の円滑化と育成、振興を図ることを目的とした公共的、かつ、政策的使命を負っていることから地方公共団体等より出損金等の形で支援を受けています。

基本財産の内容

収支構造

 信用保証協会の収入は、信用保証料と運用収入等によって成り立っています。すなわち、信用保証協会は、信用保証を行うことにより中小企業者からその対価として一般的に年0.50〜2.20%の信用保証料を負担いただいております。一方、この中から約50%の信用保険料を中小企業金融公庫に支払っています。この残余金をもって、業務費を賄い、代位弁済に伴う最終損失を負担することは、構造上不可能な仕組みになっています。

 つまり、信用保証料率は、中小企業者の負担を考慮して政策的に設計されております。
 したがって、国、県及び市町村からの借入金及び出損金等による運用収入は、信用保証協会の収支構造上不可欠のものとなっており、この多寡が信用保証協会の基盤作りに大きく影響します。