はじめに
信用保証協会は、「信用保証協会法」に基づき運営されている公的機関であり、「信用保証」機能を通じて中小企業金融の円滑化を図ることを目的として、中小企業の健全な育成という役割を担っています。
このため、信用保証協会が、業務方針や行動指針を策定するに際しては、各種法令を遵守して決定し、これに従った行動をしていくことが求められています。
このような環境の下、単なる法令遵守に止まらず、内部規程、社会規範、倫理、社会通念等をも含んだ「コンプライアンス」(法令等遵守)を基本とし、社会からの揺るぎない信頼の確立に向けて、「信用保証協会倫理憲章」及びその精神を遵守するとともに、役職員の意識の共有化と行動の統一化を図るため、「コンプライアンス・マニュアル」を制定いたしました。
倫理憲章
1. 信用保証協会の公共性と社会的責任 信用保証協会の公共性と社会的責任の重みを常に認識し、健
全な業務運営を通じて信頼の確立を図ります。
2. 質の高い信用保証サービス 経営の効率化に努め、創意と工夫を活かした質の高い信用保
証サービスの提供を通じて、地域経済の発展に貢献いたしま
す。
3. 法令やルールの厳格な遵守 あらゆる法令やルールを厳格に遵守し、社会的規範にもとる
ことのない誠実かつ公正な事業活動を遂行いたします。
4. 反社会的勢力との対決 市民社会の秩序や安全に脅威を与える反社会的勢力とは、断
固として対決いたします。
5. 地域社会に対する貢献 広く住民とのコミュニケーションを図りながら地域社会への
貢献に努めてまいります。
行動規範
中小企業施策の重要な一翼を担っている信用保証協会役職員は、更に一層、社会からの揺るぎない信頼の確立のために、「具体的行動規範」を実践してまいります。
具体的行動規範 pdf